過去に放送されたGoogleのCMから考える集客戦略

この記事は、過去に弊社代表の田中が発行したレポートを再編集したものです。

そのため、表記・データは最新のものではないのですが、今でも有効なものであると判断して公開いたします。

本編1

オンラインから店舗のウェブサイトへのアクセスを増やすために無視できないのが、 検索結果が上位表示させるための検索エンジン最適化、つまりSEO対策です。

かつて千葉県の空港がある街の学習塾に勤めていた時、私もSEO対策を必死に行って検索結果に一喜一憂していました。

当時は、Google以外にYahoo!も、検索エンジン事業に力を入れており、日本人はYahoo!で検索する傾向にあったので、Yahoo!の検索エンジン対策が重要でした。

しかし、2011年を境に、状況は大きく変わりました。

Yahoo!が独自の検索エンジンの開発を終了し、Googleの検索エンジンを使って検索結果を表示するようにしてしまったのです。

つまり、日本においても、Googleが検索結果をほぼ独占する状況になってしまったのです。

これ以降、私たちがビジネスでオンラインを活用して集客する際には、Googleの方針に従わざるを得ない状態になってしまいました。

インターネットの支配者であるGoogleが誕生した瞬間です。

そこで、ここからの数記事では、Googleが公開したオンラインマーケティングのヒントがたくさん書かれた2つのレポート

『Impact of Search Listings for Local Businesses(2014年8月)』
(邦題:地域ビジネスに与える検索結果の影響)

『The power of media-rich map listings(2015年8月)』
(邦題:メディアが豊富な地図リストの力)

で発表されたデータに加えて、Googleが放映しているテレビCMから、「Googleが求める地域ビジネスのオンラインマーケティング」を読み解き、私たちがとるべき対策について書くことに加えて、「Googleの今後の展望」についても言及したいと思います。

 

GoogleのテレビCM

2011年以降、Googleが頻繁にテレビCMを放映しています。

その中から、インターネットを活用した集客をする上でのポイントなる4本を厳選いたしました。

記事の先を読まずに、まずは実際のCMをご覧ください。

厳選CM集を見る

※YouTubeの再生リストへのリンクですので、4本を一気にご覧ください。

 

GoogleはテレビCMを使って、地域ビジネスの経営者に、ある強烈なメッセージを発しています。

この4本だけではなく、放送されているほとんどのGoogleのCMで同じメッセージを発しています。

 

 

Googleは「家族・友人・恋人との楽しいひと時」を見せるために、このようなCMを流しているのでしょうか?

違います。

 

「Google Mapは便利だ」というメッセージを発しているのでしょうか?

もちろん、そのメッセージも含まれています。

しかし、それは消費者が受け取るもので、経営者が受け取らなければならないメッセージではありません。

 

経営者側の視点で見るならば、これらのCMの共通点を見つけ出し、そこに込められているメッセージの存在に気づかなければなりません。

 

 

その共通点とは

GoogleのCMでは、Googleで検索をして表示されたマップに掲載されているお店に行っている

ということです。

 

逆に言えば、

マップに掲載されていないお店は、検討の候補にすら入っていない

ということです。

 

確かに、Googleが自社を宣伝するためのCMですので、マップに掲載されているお店に行っているのは当然でしょう。

 

しかし、これらのCMから私たちが読みとらなければならないのは、

Googleは、検索した人をマップに掲載されているお店に誘導できるように努めています。だから、地域ビシネス経営者の皆さんは、マップにあなたのビジネス情報を登録してくださいね

という隠されたメッセージです。

 

2015年くらいから、Googleは、「検索してマップに掲載されているお店に行く」というパターンのCMを頻繁に放送をしてます。

日進月歩のインターネット業界、特に、様々な技術を吸収して成長し、新しいサービスを提供し続けている巨大企業のGoogleが、自社の宣伝とはいえ、しばらくの間、同じ趣旨のCMを流し続けることが不思議でならないのです。

だから、私はこれ をGoogleからの「強烈なメッセージ」として受け取るべきだと考えています。

 

インターネットで検索した際の検索結果のほとんどを、Googleが掌握しています。

そのため、今後のGoogleの意向次第では、「マップにビジネス情報を掲載していないお店は、検索結果から弾き飛ばされる」ということも十分にあり得ますので、Googleの動きを注視しておかなければなりません。

 

 

本日は、以上です。

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